1. ご逝去
病院での死亡確認後、医師から死亡診断書を受け取ります。故人を清める「エンゼルケア」を行い、必要に応じて入院費の清算や退院手続きを済ませます。親族や近しい方々への連絡も大切です。
お葬式の背景
首都圏では、コロナを明けても全体の約50%以上(※)が家族葬として執り行われており、近年、主流の葬儀形式となっています。家族葬は、近親者やごく親しい人だけで静かに故人を見送る形式が特徴ですが、いざその場面になると、具体的に何を準備し、どのような流れで進めるのか分からない方が多いのも事実です。突然の出来事に慌てないためにも、家族葬の基本的な流れを事前に理解しておくことが大切です。
本記事では、故人のご逝去から葬儀後の手続きまで、時系列に沿って詳しく解説します。初めての方でも分かりやすい内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。 ※参考葬儀業界調査
家族葬の流れ
1. ご逝去
病院での死亡確認後、医師から死亡診断書を受け取ります。故人を清める「エンゼルケア」を行い、必要に応じて入院費の清算や退院手続きを済ませます。親族や近しい方々への連絡も大切です。
2. ご搬送
葬儀社に連絡し、故人を自宅または安置施設に搬送します。移動中、家族が同乗できる場合もあります。穏やかな環境で故人を安置するため、葬儀社との連携が重要です。
3. お打ち合わせ
葬儀の日程や会場を決め、式の内容を相談します。喪主を決定し、役所に死亡届を提出します。また、親族や参列者への案内状の準備も進めます。
4. ご安置
故人を自宅や安置施設に安置します。ご家族や親しい人々が集まり、故人とのお別れの時間を持ちます。遺体の保存のためドライアイスを使用する場合もあります。
5. お通夜
夕方に行われる儀式で、僧侶による読経や焼香を行います。通夜振る舞いとして、参列者に軽食を提供することが一般的です。家族と参列者が故人を偲ぶ時間です。
6. 告別式
葬儀のメインとなる儀式です。僧侶の読経や焼香の後、喪主が挨拶をします。故人とのお別れをしっかりと行い、出棺後に火葬場へ向かいます。
7. 火葬
火葬場で故人と最後のお別れをします。火葬後は遺骨を骨壺に収めます。この場面では、家族が協力して作業を行うことが多いです。
8. 精進落とし
火葬後、親族や近しい方々で食事を共にし、故人を偲びます。この食事会は感謝を伝える場でもあります。地域や家族の習慣により内容は異なります。
9. 手続きと法要準備
葬儀後に役所での各種手続きを行います。保険や年金、銀行口座の手続きも必要です。また、四十九日法要や納骨の準備も進めます。
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実は聞きづらい家族葬の特徴
家族葬とは…
故人へのメッセージ:伝えたい想いを形に
Plan
家族葬から火葬式まで、幅広いプランをご用意ご家族の想いや状況、予算に応じて、最適なセレモニーを選べるよう、さまざまなプランをご用意しています。少人数で静かに故人を見送る家族葬から、100名規模まで対応可能な一般葬、通夜を行わない一日葬や火葬のみのシンプルな火葬式まで、幅広い選択肢を取り揃えています。また、キリスト教式や無宗教の方に対応した自宅葬など、宗教やご希望に合わせたプランもご用意しています。